神守の里とは

ひかわ神守の里は、神名火山といわれる仏経山のふもとの丘陵地帯の中にあり、古墳(筑紫街道)沿いに散居した箱庭のような集落です。

神守の地名生い立ちの神話は出雲風土記に記述されています。また、全国的に珍しい鳥居のない社の伝説があり、氏子の家では門を立てない伝統が残っている神々の里でもあります。

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山陰地方「神々の国」出雲市斐川町神守で地域貢献になれればと農園を始めました。

神守の里では、地域の自然を生かした活動を通して様々な活動をしています。

今、少子高齢化が進み産業の一つである農業が衰退している地域が増え続けています。

神守の里は、農業による地域活性化を志す人の力と、気候変動に強いブルベーリーにより 活気ある地域づくりに貢献出来ればと願っています。

そして、ブルーベリー、唐辛子など作物を育て加工し「新しいブランド」で島根を活性化できればと考えております。

「しまねに新たな名産をつくりたい」という思いから、田畑の土地を改良し、ブルーベリー栽培を始めました。

有機栽培・低農薬栽培にこだわり、徹底した土壌管理と剪定作業を行い、大粒で味の濃縮した香り豊かなブルーベリーの栽培に成功しました。

地域の高齢者の方々や住民の方々のお力を借り、全て手作業により、つみとりからパック詰めまで行っています。

そのため果実へのダメージが少なく,品質・鮮度ともに優れた状態でお届けすることができます。

また、ブルーベリージャムは低糖で果汁と果肉をふんだんに仕上げています。

もちろん有機栽培で育てておりますのでお子様から年配の方々にも安心して頂けます。

コミュニティービジネス確立へ

斐川町神氷の農園で大粒のブルーベリーの実が色づき始め。収穫間近となっている。

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設計会社の役員を務める傍ら果樹栽培を手掛ける「神門誠」さん(67)は、ここでコミュニティービジネスの確立を目指している。

神氷の農地は起状があり、大規模水田耕作には不向きであると同時に、山からの湧水があるため畑作に転換するのは難しいとされている。

一部では水田での牛の放牧も行われているが、会社勤めのリタイヤ組が取り組むには敷居が高いことから、神門さんが選択した道は、高収益が見込める軽量作物のブルーベリー栽培だった。

現在、30アールの元水田を使い、十種類のブルーベリーを合計700本栽培し、条件に適した品種を確認しているところだ。

コミュニティービジネス確立へ

「将来的には、地域の人からの資本参加を募り、面積拡大と他の果樹や薬草栽培に向かいたい」。

「目的はコミュニティービジネスの確立、それもスモール。こういった地域で、一線を退いた人たちが共通の話題を持ち楽しく暮らせるのは農業が最適。大きな収益は上げられないが耕地を守り、地域の暮らしを守ることが出来る」と、その動機を語る。

「ブルーベリーは、四・五年先には50アールに広げ、現在のケーキ用生果での販売の他に、砂糖を少量使用しか使っていないこだわりのブルーベリージャムのブランド確立に向かう。ギンナンと葉っぱを商品とするための銀杏の木も大きくなってきた」と話している。

島根日日新聞掲載 平成23年7月19日

島根ブルーベリー振興協議会

私たち島根ブルーベリー協議会員は、当協議会の栽培基本方針である農薬・化学肥料を一切使わず、「安全・安心・よりおいしい」島根のブルーベリーを皆様にお届けできるよう、日々、取り組んでいます。

平成17年度~平成19年度(3ヵ年)

県補助事業「たち上がる産地育成支援事業」の事業主体として、植栽環境整備および新規植栽事業による産地規模拡大と各種講習会開催等の事業により会員,生産者の栽培技術の向上に貢献。

現  在

県認証制度『エコ・ファーマー』『エコロジー推奨農産物』の全員取得推進の他、「安全・安心・よりおいしい」島根のブルーベリーづくりをめざし、市場開拓、PR活動など会員の栽培支援活動を行っています。
販売用チラシ